吉田病院長のご紹介

大学卒業後は救急医療を中心としたローテーション研修を2年、整形外科医として4年、基礎研究を4年学び、2004年から脊椎外科の診療に取り組んできました。

学生の頃から頚椎の脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアを患ってきたことから、整形外科でも脊椎外科を専門に学びました。
 

近年は体への負担の小さい‘低侵襲手術’が主流となりましたが、私が36才で頚椎手術を受けた際に選んだ方法も小切開で行う低侵襲手術でした。

この方法は京都脊椎脊髄外科病院の木原俊壱先生が考案された新しい椎弓形成術であり、傷の痛みも軽く、頚椎の運動機能も温存できるため長期成績にも優れています。

このような自分自身の経験から、私も頸椎の手術は木原式椎弓形成術(K-method)を行っており、さらに患者さんの多い腰椎の椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に対しては、2008年から内視鏡システムを導入して2cmの切開で行う内視鏡下ヘルニア摘出術や内視鏡下椎弓切除術を行ってきました。

九州記念病院に在職した10年間で約900例の内視鏡手術を執刀させて頂きました。

これらの方法により、若い方は早期に社会復帰が可能となり、体への負担を考えて我慢されていた高齢の方でも、より安全に手術を受けられるようになりました。

患者の経験を持つ医師として、常に患者さんの立場に立った医療を実践していきたいと思います。


どうぞ宜しくお願い致します。

 

略歴

1994  熊本大学医学部卒業
1994  飯塚病院スーパーローテート研修
1996  熊本大学医学部整形外科学教室入局
1998  荒尾市民病院整形外科
2000  熊本大学大学院医学研究科入学
2004  熊本大学医学部整形外科・脊椎外科グループ
2005  中村整形外科・副院長
2007  なるお整形外科病院・脊椎外科
2009  九州記念病院・整形外科部長
2020  吉田せきつい整形外科 開院予定

 

 

資格

医学博士
日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
日本整形外科学会   脊椎内視鏡下手術技術認定医
日本脊椎脊髄病学会  認定脊椎脊髄外科指導医

 

 

所属学会

日本整形外科学会
日本脊椎脊髄病学会
日本脊椎脊髄手術手技学会
日本側彎症学会
日本内視鏡低侵襲脊椎外科学会
西日本脊椎研究会

 

 

脊椎外科の手術実績:2008年〜2019年

術式 実績
腰椎の椎弓切除術 内視鏡 : MEL 665 例
拡大鏡 101 例
腰椎の後方ヘルニア摘出術 内視鏡 : MED 256 例
顕微鏡 25 例
腰椎の後方除圧固定術   212 例
椎体形成および後方除圧固定術   40 例
頚椎の後方除圧術(K-method、椎間孔開大術)   208 例
頚椎の前方除圧固定術   3 例
頚椎の後方除圧固定術   4 例
脊髄腫瘍摘出術   4 例
胸椎の黄色靭帯骨化巣摘出術   21 例
総計 1,539 例

 

 

 
 

 

日本脊椎脊髄手術手技学会 2013年9月
有茎棘突起再建椎弓形成術(木原式)における棘突起骨癒合と深層伸展筋群温存の評価

 

日本脊椎脊髄手術手技学会 2013年9月
有茎棘突起再建椎弓形成術(木原式)における棘突起骨癒合と深層伸展筋群温存の評価

 

西日本脊椎外科研本院究会 2009年12月
テクミロンテープによる固定椎間短縮の試み
-骨粗鬆性椎体偽関節に対するHA Vertebroplasty & one above one below PLFの短期成績-

 

熊本整形外科医会 2009年6月
当院における脊椎内視鏡手術の現況

 

第73回 熊本整形外科医会 2008年12月
骨粗鬆症を伴った分離椎弓切除後高度すべり症の手術経験

 

西日本整形災害外科学会 2008年11月
頚椎椎間板ヘルニアに対して小切開で顕微鏡下後方ヘルニア摘出術を施行した2例

 

日本脊椎脊髄手術手技学会 2008年9月
木原式椎弓形成術(K-method Laminoplasty)の経験
~初期24例のラーニングカーブと手技上の問題点について~

 

第72回 熊本整形外科医会 2008年6月
頚椎椎間板ヘルニアに対する顕微鏡下後方ヘルニア摘出術

 

熊本整形外科医会 2007年6月23日
K-method Laminoplasty(3cm皮切での後方要素温存式椎弓形成術)の初期成績
~手技上の問題点とラーニングカーブについて~

 

熊本整形外科医会 2007年6月23日
Computer NavigationとTubular Retractorを用いた小切開(22mm)での外側ヘルニア摘出術

 

熊本脊椎外科研究会 2006年11月
K-method Laminoplasty(3cm皮切による後方要素温存式椎弓形成術)への取り組み

 

脊椎脊髄ジャーナル 2005; 18(2): 148-150
腰椎椎間板ヘルニアの自然吸収のメカニズムは解明されたか

 

熊本大学大学院学位論文 2004年
椎間板ヘルニアの自然消退機序に関する実験的研究

 

SPINE 2004; 30 (1): 55-61
Intervertebral Disc Cells Produce Tumor Necrosis Factor α, Interleukin-1β, and Monocyte Chemoattractant Protein-1 Immediately After Herniation: An Experimental Study Using a New Hernia Model

 

Journal of Orthopaedic Research 2002; (20): 1298-1304
Expression of monocyte chemoattractant protein-1 in primary cultures of rabbit intervertebral disc cells

 

西日本脊椎研究会誌 1998; 24(1): 138-142
腰椎椎弓切除術後の再手術例の検討 -その原因と対策について-